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写真をカメラごとにフォルダへ自動で振り分ける方法

EXIFデータを使って、写真をカメラごとのフォルダへ自動で振り分ける方法を解説します。カメラ本体の機種名、撮影日、レンズ別に整理でき、WindowsとMacの両方に対応。クラウドへのアップロードもスクリプトも必要ありません。

2026年7月18日
File Arbor Team

写真をカメラごとにフォルダへ自動で振り分けるには、File Arbor の EXIF トークンを使います。移動先を <Camera> に設定した移動ルールを1つ作れば、すべての写真が撮影したカメラ名のフォルダ(NIKON Z 8、Canon EOS R5、iPhone 15 Pro など)へ振り分けられます。値は各ファイルの EXIF データから自分のコンピュータ上で直接読み取られます。手動のタグ付けもスクリプトも不要で、Windows でも Mac でも同じように動作します。

このガイドでは、EXIF とは何か、なぜそれが写真を自動で仕分ける鍵になるのか、そして写真ライブラリをカメラ別のフォルダへまとめる3つの方法を、手作業から自分自身を維持するルールまで順に解説します。

なぜ写真ライブラリは1つの巨大なフォルダに溜まるのか

どのカメラもスマートフォンも、ファイルを1本の流れとして吐き出します。カードの取り込みで400枚の .NEF ファイルが1つのフォルダに落ち、スマートフォンは1年分の .HEIC 写真を DCIM に同期します。2台目のボディ、ドローン、1回の撮影のために借りたレンズ。それらがすべて同じ場所に流れ込み、IMG_0001 から IMG_9999 まで名前が付き、どのカメラの写真かを見分ける手がかりは何もありません。

使う機材が増えるほど問題は悪化します。Nikon のボディ2台に予備の Sony を加えた結婚式の撮影が、スマートフォンのスナップと一緒に納品される。これを目視でカメラ別に分けるのは不可能です。サムネイルをスクロールし、どのコマがどのカメラのものか推測し、先月自分で作って既にルールを忘れたフォルダへ手作業でファイルをドラッグする羽目になります。

手作業の仕分けはスケールしません。日曜にフォルダを片付けても、次の撮影で再び埋もれてしまいます。欲しいのは、カメラが既に記録した情報を読み取り、各写真をあるべき場所へ振り分けるルールです。あなたが触れる必要はありません。

EXIF とは何か、なぜカメラ別の整理の鍵になるのか

EXIF はカメラが撮影する写真1枚1枚の内部に書き込むメタデータです。別ファイルでも、あなたが後から付けるタグでもありません。撮影の瞬間に記録され、画像そのものに焼き込まれています。写真のプロパティを開けば見えます。カメラ本体、レンズ、ISO、焦点距離、シャッタースピード、画像サイズ、そして撮影された正確な日時です。

このカメラ本体のフィールドこそが、自動の仕分けを可能にします。Nikon Z 8 は NIKON Z 8 と書き込みます。Canon R5 は Canon EOS R5 と書き込みます。iPhone は Apple iPhone 15 Pro と書き込みます。値は既にファイルの中にあります。足りないのは、それを読み取ってフォルダ名に変えるソフトウェアだけです。

ほとんどの JPEG、HEIC、そして RAW 形式が EXIF を持っています。.NEF(Nikon)、.CR2 と .CR3(Canon)、.ARW(Sony)、.DNG(Adobe と多くのスマートフォン)、.RAF(Fujifilm)、.ORF(Olympus)などです。スクリーンショットや、一部の Web 書き出しでメタデータが取り除かれた画像が主な例外です。これらについては後述します。

カメラ別に写真を整理する3つの方法

写真ライブラリをカメラ別のフォルダへ仕分ける現実的な方法は3つあり、手作業が最も多いものから完全自動まで並びます。

  1. 手作業 — 各写真のカメラをプロパティで確認し、一致するフォルダへドラッグする。無料で、OS に組み込まれていますが、数十枚を超えると現実的ではありません。
  2. スクリプトまたはカタログアプリ — コマンドラインの exiftool、または Lightroom の書き出しプリセット。強力ですが、シェルコマンドを書くか、サブスクリプションを払って1つのアプリの中に留まることになります。
  3. ルールベースの整理ツール — File Arbor のようなツールが EXIF を読み取り、各写真をどこでも開けるプレーンなフォルダへ自動で振り分けます。このガイドの残りはここに進みます。

方法1:手作業でカメラ別に写真を整理する

手作業の方法にはファイルブラウザ以外のソフトウェアは要りません。Windows では写真を右クリックしてプロパティを選び、詳細タブを開いてカメラのモデルフィールドを読みます。Mac では写真を選択して Command-I を押すか情報を見るを開き、詳細情報の下を確認します。

そしてカメラごとにフォルダを作り、ファイルをドラッグします。これで機能しますし、20枚の一度きりのバッチであれば、実際に最も速い選択肢です。セットアップもルールも不要です。

しかしそれを超えると破綻します。カメラフィールドを1ファイルずつ読み、フォルダを作り、手作業でドラッグするのは、まさに400枚のインポートの途中で放棄されるたぐいの反復作業です。しかもこれは仕組みではありません。翌月の撮影は同じ散らかったフォルダに落ち、また最初からやり直しになります。

方法2:Lightroom または exiftool スクリプトを使う

すでに Adobe Lightroom を使っているなら、インポートダイアログでファイルを日付別のサブフォルダへ移動でき、後からカタログをカメラ本体名でフィルターできます。ワークフロー全体が Lightroom にあるフォトグラファーにとっては堅実な選択肢です。ただし仕分けはカタログの内部で行われ、フォルダ構造がサブスクリプションに縛られ、その外にある写真には何もしてくれません。

コマンドラインのルートは exiftool です。無料で、実際に強力なユーティリティです。1つのコマンドで、Model タグに基づいてフォルダ全体をカメラ名のサブフォルダへ移動できます。難点はターミナルにつきものの、いつもと同じものです。シェルコマンドを書いてテストし、パスをクォートで囲み、プレビューも取り消しもないツールと付き合うことに慣れている必要があります。開発者にとってはエレガントですが、多くのフォトグラファーにとっては壁になります。

どちらの方法も機能します。しかしどちらも、技術に詳しくない人が一度設定して忘れられる、プレーンで常時稼働のルールは与えてくれません。

方法3:File Arbor でカメラ別に写真を自動整理する

File Arbor は EXIF トークンを使って写真をカメラ別のフォルダへ仕分けます。EXIF トークンとは、ルールの移動先に置くプレースホルダで、写真ごとにそのメタデータから読み取った実際の値へ置き換えられます。移動先を一度組み立てれば、ファイルごとに異なる結果に解決されます。以下がセットアップの全体です。

ステップ1:写真が届くフォルダを追加する

File Arbor を開き、フォルダを追加をクリックします。新しい写真が届く場所(カメラのインポート先フォルダ、Downloads、メモリカードを取り込む場所など)を選びます。これがルールが監視して整理するフォルダです。はじめ方ガイドでは、最初のフォルダとルールを約5分で設定する手順を解説しています。

ステップ2:写真にマッチする移動ルールを作成する

ルールを追加し、画像ファイルを捕まえる条件を与えます。最もシンプルなのは、拡張子が .jpg、.heic、.nef、.cr3、.arw、.dng のいずれか、という条件です。実際に使う機材が生成する形式を追加してください。アクションはフォルダへ移動に設定します。これで IF の側は完成です。あとは移動先が仕分けのロジックを担います。

ステップ3:Camera トークンで移動先を組み立てる

移動先フィールドではパスビルダーを使います。フォルダを追加をクリックし、カメラ+撮影年を選ぶと、撮影年とカメラという2つのフォルダ階層がワンクリックで追加されます。カメラごとのフォルダだけが欲しい場合は、高度なトークンを開いて <Camera> トークン単体を追加します。矢印で階層を並べ替えたり、不要な階層を削除したりできます。

移動先を <Camera> にすると、写真は次のように振り分けられます。

D:\Photos\Sorted\
├── NIKON Z 8\
├── Canon EOS R5\
└── Apple iPhone 15 Pro\

カメラと年を重ねる場合(Windows では <Camera>\<ExifYear>、Mac では <Camera>/<ExifYear>)、機材と時間を一度に分けるツリーが得られます。

~/Pictures/Sorted/
├── NIKON Z 8/
│   ├── 2025/
│   └── 2026/
└── Canon EOS R5/
    └── 2026/

仕分けに使える EXIF トークンは以下の通りで、いずれもルール実行時に各写真から読み取られます。

  • <Camera> — カメラ本体名。例:NIKON Z 8
  • <ExifDate:yyyy.mm.dd> — 撮影日。書式は自由に指定できます
  • <ExifYear> — 写真が撮影された年
  • <Lens> — レンズ名
  • <ISO>、<FocalLength>、<Dimensions> — 撮影設定とピクセルサイズ

プレーンなフォルダ名や日付トークンと自由に組み合わせられます。Client Work\<ExifYear>\<Camera> とすれば、あるカメラの1年分の仕事を1つのプロジェクトルートの下にまとめられます。

ステップ4:プレビューして実行または自動化する

ルールフォームは、ルールが作成するフォルダのライブプレビューを表示します。代表的な EXIF から組み立てられるため、1枚のファイルにも触れる前にその形を確認できます。問題なければ実行をクリックして、フォルダを一度だけ仕分けます。

継続的にするには、Auto Mode(Pro)をオンにします。すると File Arbor はフォルダを監視し、新しい写真が届いた瞬間に仕分けるので、コーヒーを淹れている間にカードのインポートが自分自身を振り分けます。仕組みの全体像はフォルダ監視ソフトウェアの解説をご覧ください。入れ子のフォルダに既に散らばったライブラリには、サブフォルダスキャン(Pro)がツリー全体を辿り、スケジュール実行で毎晩片付けることもできます。

カメラ情報がない写真はどうなるのか?

EXIF がない写真(スクリーンショット、ブラウザから保存した画像、メタデータを取り除くエクスポーターを通したファイルなど)は、ルールを壊すことも、空のフォルダに入ることもありません。写真にカメラ本体名がない場合、File Arbor はそのファイルについて <Camera> 階層をスキップし、空の名前のフォルダを作りません。

日付トークンも同じく慎重に扱われます。写真の EXIF に撮影日がない場合、<ExifDate> と <ExifYear> はファイル自身の更新日にフォールバックするため、カメラのメタデータがなくてもその写真は時間で仕分けられます。何も失われず、何も誤った場所に振り分けられません。カメラ情報を持つファイルはカメラで、持たないファイルは日付で仕分けられます。

どの方法を選ぶべきか?

「1回の撮影で撮った20枚を今すぐ仕分けたい」 手作業でやりましょう。少量の一度きりのバッチなら、カメラフィールドを読んでファイルをドラッグする方が、何かをセットアップするより速いです。

「ワークフロー全体がすでに Lightroom にある」 Lightroom のインポートとカタログフィルターを使いましょう。アプリの外に出ないなら、組み込みの仕分けで十分です。

「ターミナルに慣れていて、無料のスクリプトツールが欲しい」 exiftool を使いましょう。強力で無料です。コマンドラインと取り消しがないことを受け入れられる限りは。

「一度設定すれば、今後のすべてのインポートをカメラ別に仕分けてくれるルールが、Windows でも Mac でも、ターミナルに触れずに欲しい」 File Arbor を使いましょう。ここで唯一、EXIF を読み取り、写真をプレーンなフォルダへ振り分け、移動する前にプレビューし、自動で動き続ける選択肢です。

各方法の比較

機能手作業exiftoolLightroomFile Arbor
カメラ本体で仕分けはいはい一部はい
撮影日で仕分けはいはいはいはい
新しい写真を自動処理いいえいいえインポート時はい(Auto Mode)
移動前のライブプレビューいいえいいえ一部はい
プレーンフォルダ、ロックインなしはいはいいいえはい
クロスプラットフォーム(Windows・Mac)はいはいはいはい
ローカルのみ、クラウドなしはいはいはいはい
コマンドラインが必要いいえはいいいえいいえ
価格無料無料サブスクリプション無料 + $24.99 Pro

写真ライブラリを今後も整理された状態に保つには

一度仕分けるのは簡単な部分です。ライブラリを整理された状態に保つことこそ、ルールが真価を発揮する場面です。インポート先フォルダで Auto Mode をオンにすれば、今後のカードの取り込みはすべて届いた時点でカメラ別に自分自身を振り分けます。散らかったフォルダを二度と開くことはありません。

複数のボディを使うフォトグラファーなら、<Camera>\<ExifYear> の1つのルールで機材一式をカバーできます。新しいカメラを追加しても、そこから初めてインポートしたときにフォルダが現れ、ルールの変更は不要です。アーカイブドライブでの毎晩のスケジュール実行と組み合わせれば、あなたが眠っている間に構造が自分自身を維持します。写真が整った後にルールで何ができるかは、機能一覧でご確認ください。

まとめ

あなたのカメラは、どのカメラが各ショットを撮ったかを既に記録しています。それで仕分けるのは、EXIF を読み取ってフォルダ名に変えるだけのことです。<Camera> ルールがまさにこれを、すべてのインポートで、ずっと行います。フォルダ1つ、ルール1つの無料で始めて、次のカードのインポートが自分自身を仕分ける様子を確かめてください。Windows または Mac 用に File Arbor をダウンロードするか、まずは無料プランと Pro プランを比較してみてください。

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